私達は日本の文化と伝統を、次の世代につなぐために様々な活動をしています。新しきを受け入れ、古きを守る。それが日本人の古から続くライフスタイルです。昨今、世界中の人々がこぞって日本へと足を運んでいますよね。三重県にある伊勢の神宮にも連日外国人旅行者が絶えないと言います。古来より、日本は『八百万の神々が住まう(住む)国』と称されてきました。もちろん『八百万(ヤオヨロズ)』と言うのは『たくさん』という意味の比喩ではあるのですが、単に沢山の神様達が住んでいるという意味ではありません。本来の意味で言えば『住む』というのは、『澄む』です。つまり、『八百万の神々が住まう国』とは『沢山の人々の心が澄まう国』なのです。四季折々の自然とその土地に住む人々の心が、訪れる者の心を癒してしまうのです。古くから日本という国は他国を受け入れてきた歴史を持ちます。中には国を追われ、逃げてきた人もいるでしょう。あるいは、家族を守るために安住の地を目指した人もいるかもしれません。その度に日本という国は人々を受け入れてきたのです。『大いなる和』と書いて『大和』と言います。日本の旧称です。
伊勢の『神宮』
しかし、日本人はあまり自分のことを主張しない民族として有名です。それも相まってか、日本を軽視する日本人が見て取れます。なんだか、同じ日本人として、同じ和の国の人として、少し残念に思います。私達が住む、この日本という国は、世界で最も歴史の長い国であり、日本語が始祖の言葉であるという説もあるくらいです。私達の国が外から見た時、どれほど美しく映っているのかを、私達は知る必要があります。そして、次の世代にその素晴らしさを伝えていかなくてはなりません。今一度、自分たちが暮らす国の文化や伝統のことを見つめ直してみませんか?
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